Z世代が社会を変えた?バングラデシュ政変 なぜ暴動に発展?今後どう国の舵取りを?現地在住者に聞く
■暫定政権の顧問13人のうち、2人を学生に
暫定政権の最高顧問に就任したユヌス氏は、学生のデモ隊が国を救ったとし「学生たちがどんな道を示してもそれに従って前進する」と表明。暫定政権の顧問13人のうち2人は学生リーダーが参加した。 日下部氏は、この出来事について「非常に驚いた。ユヌス博士をトップにするという、学生の要求を軍が飲むのもかなり驚きだった」といい、「ユヌス博士はある意味で国際的に最も知名度の高い、バングラデシュ人だと思う。欧米との関係も極めて深い。ユヌス博士を推薦したのは、新しいバングラデシュを作っていきたいという、学生の強いメッセージを感じる」。 さらに「政治経験が非常に少ない人たちがメンバーに入っている。若い人たちが入ってきて、新しいことをやりたいという人たちが入ってきた時、行政機関の人たちがどのようにサポートをしていくのか。こういう運動を潰さずに支えて新しいバングラデシュを作っていけるのか、非常に期待している」と述べた。 (『ABEMA Prime』より)
ABEMA TIMES編集部