戦力外も経験、30歳右腕が異国で「復活してる」 打者お手上げの“0.00”にファン熱狂「マジで来季期待」
阪神→オリックスの小野泰己、豪州で防御率0.00の復活劇
野球の豪州ウインターリーグ(ABL)には、日本プロ野球の各球団から若手選手が派遣され腕を磨いている。その中で大活躍を見せているのが、戦力外通告も経験した30歳の育成右腕だ。打者お手上げの剛球を投げ込む姿に日本のファンから「球威復活してる」「エグいな」「マジで来季期待」との声が上がっている。 【動画】「復活してる」豪州で防御率0.00の30歳、小野泰己が打者を剛球でねじ伏せる実際の場面 オリックスの小野泰己投手は、富士大(岩手)から2016年のドラフト2位で阪神入りし、2018年には先発として7勝7敗の成績を残すなど活躍。ただ2022年のオフに戦力外通告を受けてオリックスへ。新天地では2023年の開幕直後に支配下入りを果たしたものの、オフには育成契約に戻るなど紆余曲折を経ている。 このオフはABLのメルボルン・エーシズに派遣されると、リリーフとして力強いボールで打者を圧倒。15日までに8試合にリリーフ登板し、9回2/3を投げ防御率0.00。17奪三振を記録した。18日に発表された前半戦のオールスターチームにも名を連ねている。 ABLの公式Xが、小野が剛速球で三振を奪う動画を公開。打者は外角高めのボールになす術もなく空振りし、悔しそうに何事か吐き捨てている。これに日本のファンからは「球威復活してる」「めっちゃ楽しみ」「エグいな」「えぐすぎて『えっ…』って言葉しか出てこなかった」「マジで来季期待よ」と驚きのコメントが殺到。5月には31歳を迎える来季、大復活が見られるか。
THE ANSWER編集部