【朝日杯FS】2歳GⅠは“ヴェローチェ祭り”だ! アルテヴェローチェ気配絶好12秒1
新馬→サウジアラビアRCを連勝して臨むアルテヴェローチェは、栗東坂路でブエナオンダと併せ馬。道中は相手に歩調を合わせるように進み、集中した走りでラップを速めてラスト1ハロン12秒1をマークした(4ハロン52秒3)。ほぼ馬なりのまま1馬身先着。気配は依然、絶好だ。 「無理せずにこの時計が出た。言うことなし。反応の良さが武器。良馬場ならレースに行ってさらに切れそう」と須貝調教師。山田助手も「先週、先々週と(武豊)ジョッキーに乗ってもらい、『いい動きだし、乗りやすい』と好感触を得てくれたようだ。理想としては2000メートルくらいまではいきたいが、現状マイルで結果が出ているのでレースのイメージはしやすい」と手応えを隠さない。来春の飛躍へ、阪神JFのアルマに続く“ヴェローチェ祭り”は大いにありそうだ。(夕刊フジ)