体がしっかり温まっていいことづくめ!最強の「動的ストレッチ」の5つのメリット
ウォームアップに理想的だとされる動的ストレッチ。今回は、動的ストレッチの基本や実践するメリットをご紹介。 【写真】トレーニングの生産性を上げる!9つのBEST動的ストレッチ ※この記事はイギリス版ウィメンズヘルスからの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。
動的ストレッチとは?
平たく言うと、動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)とは、ウエイトやスピードを用いずに、その日にするワークアウトの動きを真似たもの。いわば、「動きながら行うストレッチ」のこと。じっとして筋肉を伸ばすストレッチとは異なり、つねに動きながら体をほぐすのが、動的ストレッチというわけ。 ▼普通のストレッチより効果的? 過去10年で発表された5つの研究によると、ダイナミック(動的)ストレッチはスタティック(静的)ストレッチよりも有益な可能性がある。なぜなら、動的ストレッチは体を動かしながら行うため、トレーニング中の筋肉の伸縮に体がより対処しやすくなるから。一方、静的ストレッチでは、このような体の備えができない。 動的ストレッチ(動きながら行うストレッチ)は、これから行うワークアウトの動きを真似て、体を本番に備えることができる。一方、静的ストレッチ(静止した状態で行うストレッチ)は、体や筋肉がすでに温まった状態で行うのが最適。
動的ストレッチを取り入れる5つのメリット
どんな場合であれ、動的ストレッチをウォームアップに取り入れると、複数の効果が期待できる。例えば: ・深部体温が上がる ・関節の潤滑性が上がる ・筋肉の柔軟性が向上する ・トレーニングに体を備えられる ・関節の可動域が広がる 夕方に運動し、日中はパソコンの画面に向かって前鏡の姿勢で過ごしている人が多い事実を考慮すると、ウォームアップでは痛みやこりが出やすい部位、つまり腰や胸椎、肩、お尻、体幹を重点的にほぐすべき。だからこそ、動きを止めずに筋肉を伸ばす「動的ストレッチ」が理想的なのだという。