レアルのBMVよりも凄い前線ユニットになるとは…… バルサの3トップがすでに“29ゴール”を奪う大暴れ
ここまではバルサ攻撃陣が予想以上のロケットスタート
今季開幕前、前線ユニットで注目を集めたのはレアル・マドリードのBMVだった。これはジュード・ベリンガム、新戦力のキリアン・ムバッペ、そしてヴィニシウス・ジュニオールの3人を合わせたもので、本来はここにロドリゴ・ゴエスもいる。レアルの前線にワクワクしていた人は多いだろう。 しかし、ここまで爆発的なスタートを切っているのはバルセロナ攻撃陣の方だ。今夜クラシコが行われるが、それを前にスペイン『SPORT』はバルセロナ攻撃陣の好調ぶりを取り上げている。 今季よりバルセロナの指揮官にはハンジ・フリックが就任しており、それによって引き出されているのがFWロベルト・レヴァンドフスキとハフィーニャの得点力だ。 レヴァンドフスキはここまでリーグ戦とチャンピオンズリーグ合わせて15ゴール2アシスト、ハフィーニャは9ゴール8アシスト、彼らと前線を形成するFWラミン・ヤマルは5ゴール7アシストを記録しており、この3人だけで29ゴールを稼ぎ出しているのは見事と言うしかない。 MFペドリ、パブロ・トーレ、ダニ・オルモも3ゴール決めており、今のバルセロナはどこからでも得点を奪える状態にある。 一方でレアルのBMVはまだ完成していない。ヴィニシウスが8ゴール7アシスト、ムバッペが8ゴール2アシストを記録しているが、ロドリゴはまだ3ゴール、昨季は得点力も冴えていたベリンガムは未だ0ゴールだ。バルセロナのフロントスリーとは差がついており、開幕前の予想とはやや異なる構図となっているか。
構成/ザ・ワールド編集部