先週「定価」で買った服が、夏のセールで「40%オフ」になっているのを発見! 定価で買うのは本当に“損”なの? 長い目で見たときのメリットを解説
お気に入りのお店に立ち寄って洋服を見ていたら「先週定価で買った洋服が夏のセールで40%オフになってる!?」とショックを受けたことはありませんか? 値段だけを見ると損をしたように感じますが、実際はどうなのでしょうか。 本記事では、セール予定の洋服を定価で購入するのは本当に“損”なのかを解説します。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
支出面だけで考えると損になる
セール予定の洋服を定価で購入するのは、単純に支出面だけを考えると損になります。 定価が1万円の洋服の40%オフの価格は「10000×(1-0.6)=6000」で6000円になり、その差は4000円です。4000円もあればランチに数回行ったり、ほかに好きな物を購入したりできるため、支出だけを見ると定価で購入するのはやはり損したように感じます。 しかし、定価で購入する方がお店側の利益が上がり、それが結果としてより質の良い服の生産や顧客へのサービスの向上につながる可能性があります。 例えば、利益が上がったことで、これまで資金不足で手を付けられなかった素材を使った洋服の開発が可能となったり、スタッフの教育や店舗の改装などに予算を回せるようになったりと、巡り巡って満足のいく買い物ができるかもしれません。 そのため、もし定価で購入した洋服がセールになっているのを見かけたときは、「最終的には、質の良い洋服が自分の手元に届くかもしれない」と考えるようにしてみてはどうでしょうか。
セールで購入する洋服はどんなものが良い?
セールで購入すると良い洋服は、次のようなものです。 ・翌シーズンに持ち越せるアイテム ・定価が高いアイテム ・流行のデザインのアイテム ・普段着ないアイテム 翌シーズンに持ち越せるアイテムは、シーズンごとに違ったファッションを楽しめるため持っていて損はありません。例えば、8月のセールで購入したTシャツは、秋の涼しい季節であればカーディガンやジャケットを羽織れば着用できます。 また、定価が高いアイテムもセール期なら手の届く金額になっている可能性があります。値段が高く諦めていた商品がある人は、ぜひセール期にお店に足を運んでみましょう。 ほかにも、流行のデザインの洋服をセールで購入して最新のトレンドを手頃な価格で楽しんだり、普段着ないアイテムにチャレンジして自分のファッションの幅を広げたりしてみるのもおすすめです。