「やりたいこと」を探すほど自信が奪われる理由 コストをかけなくてもやる気が出てくる習慣とは?
仕事でも、学びでも、生活や遊びでも、難しい課題に挑戦するときは、全体をひとかたまりで見ると、その量や複雑さに圧倒されて気持ちも萎えてくるものです。 作業を10分から1時間以内で片づく程度の大きさに分解して、「ToDoリスト」に落とし込み、一つひとつクリアしていくと達成感もあり、俄然やる気もわいてきます。 私はやる気が出ないときは、一つひとつの作業を“丁寧”にやることにしています。たとえば、外出する気分になれないとき、いつもより丁寧に顔を洗い、丁寧にお化粧をし、丁寧に服を選んでおしゃれをする。すると、自然に気持ちが前を向いて、玄関を出るときには「楽しんでこよう!」という気分になっているのです。
「簡単なことから」「10分間」「丁寧に」を心がけていると、やる気のスイッチが入りやすくなり、最初の一歩が踏み出せるようになります。 ともかく動くことで、やる気になり、自信になることを忘れないでください。
有川 真由美 :作家