【JJドラマ部】2024夏ドラマ「この俳優が良かった!」BEST5|JJ
子役が活躍するドラマが人気だった夏ドラマ
小林:『海のはじまり』では海役の泉谷星奈ちゃんが注目されていましたが、私は『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)でルカを演じた倉田瑛茉ちゃん推しです。彼女、2020年生まれですよ! イマ:2020年ってつい最近ですよね(笑)。まだ幼稚園の年中さんの年か…。 小林:いい感じで気が抜けてて、演技なのか素なのかわからない子どもらしさが魅力的でしたね。SNSでは「えまほく」(劇中で親子だった松村北斗と倉田瑛茉のこと)で盛り上がってました。 イマ:インスタを見てると、本番じゃないところでもずっと一緒ですもんね、この二人。 小林:北斗くんの方がロスになるんじゃないかな(笑)。瑛茉ちゃんはデキる子役のように変に大人びてないところがいいんですよ。昔、テレビ誌の取材でドラマ現場に入ったとき、子役の子に「お疲れ様ですっ!」ってハキハキ挨拶されたことがあって、うわっ、プロ意識高すぎるなって思いました(笑)。 イマ:夏ドラマでも、神木隆之介や安達祐実、吉川愛など子役出身の俳優が活躍していましたが、生き残っていくのは大変でしょうね…。 小林:今クールは『西園寺さん』や『海のはじまり』など、子役が鍵になるドラマが多かった気がします。 イマ:たしかに!私があげた及川桃利くんも『クラスメイトの女子、全員好きでした』(読売テレビ・日本テレビ系)で素晴らしい演技をしていました。再現ドラマに出るくらいのキャリアしかなかったのに、このドラマでは“ほぼ主役”に抜擢! 小林:髪の毛をくるくる巻いててわかりにくいけど、実は昭和の二枚目顔ですよね。 イマ:まだ14歳なのでこれからが楽しみです。あと、及川くん以外のクラスメイトも個性的な俳優ばかりでしたね。 小林:NHKの『中学生日記』を彷彿とさせるセレクト(笑)。こう言っちゃなんですが、美男美女すぎないからリアリティーがあるんですよ。『天体観測』(2002年/フジテレビ系)あたりから青春群像劇にイケメンと可愛い子をずらっと並べるようになった気がします。 イマ:最近だと、『真夏のシンデレラ』(2023年/フジテレビ系)もキャストの顔面偏差値が高いですね。昔だったら柳沢慎吾あたりがやるコミカルな役を白濱亜嵐がやってたり。 小林:やっぱり一人は欲しいですよね、『愛という名のもとに』(1992年/フジテレビ系)のチョロ(倉田篤/中野英雄)的な人。