懐かしいマツダ「キャロル360」の2ドアを動態保存! 動くクルマは日本に3台ほどと言われる超希少車を唯一カスタムしたポイントは?
セクシーなボディラインが魅力
「この車体は神戸のマツダ・キャロルオーナーズクラブの方から特別に譲ってもらいました。初めてステアリングを握って運転したときは本当に嬉しく、今でもその時のことをはっきり思い出します」 と瀬尾さん。瀬尾さんにとってキャロル360の魅力は、セクシーなボディラインにあるという。真横から見ると、キャビンがまるで平行四辺形を描くようなシルエットが特徴だ。デザイン面も手間がかかっていて、唯一無二のクルマとしてのキャラクターを巧みな処理によって表現している。また、リアエンジンのレイアウトを活かした高度なデザイン処理が際立つ作り込みも見事である。 瀬尾さんのキャロル360は基本的に内外装ともに当時のままをキープしているが、唯一違う点といえば車高だ。ただ、純正加工によって作り出しているので、すぐにノーマルに戻すことが可能だ。かなり下がっているように見えるが、しっかりショックも効いて乗り心地は悪くないそうだ。今後の予定は、オリジナル状態のまま現状維持。なるべくサビないように状態を保ったまま乗り続けていくとのことだった。
青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
【関連記事】
- 【画像】日本でたった3台だけ存在!? 1960年代を駆け抜けたマツダ「キャロル360」の2ドアを見る(18枚)
- ■三男はダットサン「510ブルーバード」だけで30台以上所有! 一家全員で合計100台近くの旧車がある瀬尾一家とは…お気に入りの愛車をお見せします!
- ■ マツダ「キャロル」は小さな高級車だった! 軽自動車の常識を超えた新技術と装備を解説します【国産名車グラフィティ】
- ■ 33年愛してやまないマツダ「キャロル360」の魅力とは? オーナーに聞いたリアルなカーライフが素敵すぎ
- ■ はたらくクルマの王者「ウニモグ」に乗ってみた! ハードな使用に備えた異形のオフローダーの走りは意外と軽快でした【旧車ソムリエ】