【ハイライト動画あり】サントリーサンバーズ大阪vs.大阪ブルテオン、タイで行われたSVリーグ開幕戦の前哨戦。ジャパンバレーボールアジアツアー2024
東南アジアでのバレーボール普及と競技力向上への貢献、そしてアジアのバレーボールを牽引する日本バレーボールの魅力の海外向け発信を実現するべく、昨年から2年連続での開催となったジャパンバレーボールアジアツアー2024。 【ハイライト動画】サントリーサンバーズ大阪vs.大阪ブルテオン
開催地バンコクのニミブットスタジアムでの決勝で、共に初戦をストレートで勝利したサントリーサンバーズ大阪と大阪ブルテオンが激突。遥かタイの地で昨年Vリーグ優勝と準優勝の大阪勢による対決が実現した。
今季SVリーグ開幕カードの前哨戦という位置付けになった試合は、サントリーが初戦からスタメン2人を交代し、大宅真樹(S)、藤中謙也(OH)、高橋藍(高は「はしご高」/OH)、鬼木練(MB)、甲斐孝太郎(OP)、柏田樹(MB)という布陣。
一方の大阪Bは初戦と同じく、ジェスキー トーマス(OH)、山内晶大(MB)、西田有志(OP)、永露元稀(S)、エバデダン ラリーアイケー(MB)、ロペス ミゲル(OH)と、現行ベストの布陣と思われるスタメンを起用して幕を開けた。
大歓声が響くなか始まった第1セットは、エバデダンのクイックが鮮やかに決まった大阪Bが先制ポイントをゲットする。対するサントリーも、今大会初めてスタメンに名を連ねた藤中のスパイクで応戦。その後、第1セット序盤は2-2からブルテオンがロペスの強烈なサーブで相手のサーブレシーブを崩すなか、4連続ポイントで6-2とリードを広げ、主導権を握る展開に。
ここで流れを変えるべくタイムアウトを取ったサントリーは、柏田のクイックが決まり、連続失点を食い止める。しかし、大阪Bの勢いは止まらず、エバデダンのブロックポイントなどでポイントを重ね、10-3とリードを広げると、さらに12-4としてテクニカルタイムアウトを迎える。
セット中盤は、互いに1本で相手の攻撃を切る展開が続くなか、サントリーは高橋のスパイクを皮切りにギアを上げ、一時は4点差まで詰め寄るもシーンを作る。しかし、大阪Bは慌てることなくセット終盤にかけ、山内のクイックなどで着実に加点すると、最後は連続して相手のスパイクミスを誘い、25-18で第1セットを先取した。
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