【ハイライト動画あり】サントリーサンバーズ大阪vs.大阪ブルテオン、タイで行われたSVリーグ開幕戦の前哨戦。ジャパンバレーボールアジアツアー2024
第2セットは、サントリーが甲斐のスパイクで先制して幕を開けると、このセットから登場した樫村大仁(MB)とデ・アルマス アライン(OH)が存在感を見せ、チームに勢いをもたらす。
一方、初戦からコンビネーションの精度を上げてきた大阪Bも譲らず、ロペスとジェスキーの連続ポイントなどで応戦。がっぷり四つのまま、ブルテオンが12-11と僅かにリードしてテクニカルタイムアウトを迎える。
その後、大阪Bは無双状態となったロペスのスパイクと、要所で西田の決めるブロックポイントで、度々連続ポイントを挙げながらじわじわとリードを広げ、22-17と主導権を握ってセット終盤へ。結局、勝負どころで相手を上回った大阪Bが25-21で第2セットも奪取し、勝利へ早々と王手をかけた。
俄然優位に立ったブルテオンは第3セット開始からジェスキー、山内、そして西田を下げ、富田将馬、西山大翔、西川馨太郎をコートに送る。メンバーを入れ替えても、大阪Bの優勢は変わらず、依然として試合の主役を務めるロペスが躍動を続けるなか、このセットも12-9とリードしてテクニカルタイムアウトを迎える。
一方、後がなくなったサントリーは、アラインの好プレーなどで連続ポイントを奪い、12-12と同点に追いつくと、その後もアラインの攻撃を軸にやや優勢にゲームを進め、20-18とリードしてセット終盤を迎える。その後サントリーは23-19とリードを広げると、最後は大阪Bが見せた追撃を振り切り、柏田のクイックで25-23として第3セットをもぎ取ることに成功する。
息を吹き返したサントリーに対し、大阪Bは第4セット開始からセッターを中村駿介に変更。すると、セット序盤こそ相手にリードを許すも、大阪Bは西山が度々スパイクを決め、このセットも12-11とリードしてテクニカルタイムアウトを迎える。その後、ブルテオンは西川のクイックで20-18とすると、最後はセットポイントで西山がスパイクを決め、25-22で接戦の第4セットを奪う。
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