【京都の紅葉】混雑はずしの穴場! 電車約10分「長岡京エリア」の絶景スポット2か所「現地レポ」
秋の京都は紅葉の時期、国内外から多くの人が訪れ、混雑する。そのなかで京都府長岡京(ながおかきょう)市は王道観光地の人混みから離れ、比較的ゆっくりと紅葉を楽しむことができる。 ■【画像】電車約10分でこの絶景!フォトスポットとしてもアツい「もみじ参道」、晴天にそびえる「大鳥居」など京都の秋を楽しめる長岡京(写真をすべて見る) 長岡京エリアで、紅葉の名所や比較的穴場の紅葉スポットを訪れた体験をレポートする。
■人々を魅了する紅葉の名所「光明寺」
「西山浄土宗(せいざんじょうどしゅう) 総本山 光明寺(こうみょうじ)」(以下、光明寺)へは、JR京都駅からJR長岡京駅まで電車で約10分。JR長岡京駅(西口)からは、阪急バスで約15分から約20分、旭が丘ホーム前停留所下車、徒歩約5分。光明寺および近隣には駐車場がないため、公共交通機関を利用しよう。 筆者は平日の10時頃に訪問した。前日に訪れた「嵐山」エリアが大混雑だったため、紅葉の名所・光明寺は入口前で大行列になることも予想していたが、運よく並ばずに入ることができた。早めの時間に訪問するのがよさそうだ。 広大な境内には数百本ものモミジが植えられており、紅葉時期にはヤマモミジやイロハモミジなどが一斉に色づく。例年、紅葉の見頃は11月中旬頃から12月上旬頃まで。真っ赤に染まったモミジが頭上を覆い、足元は落葉が埋め尽くす。 11月16日から12月8日の「紅葉の特別入山」期間中は、参拝経路が決められている。 美しい白砂の庭園・「信楽庭(しんぎょうてい)」をはじめ、この期間中だけ拝観できる非公開エリアがあるので、ぜひ足を運んでほしい。 また、光明寺の見どころはなんといっても最後に通る「もみじ参道」だ。約200mにわたって250本ほどのモミジが植えられており、紅葉の頃には美しい錦のトンネルとなる。撮影スポットとしても人気が高い。 筆者は紅葉鑑賞と写真撮影に夢中になり、気づけば3時間以上滞在していた。 西山浄土宗総本山 光明寺 住所 〒617-0811 京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1 電話 075-955-0002 料金 大人1,000円、中高生500円 ※紅葉特別入山時期のみ有料 ※入山・拝観日時はホームページよりご確認ください ※光明寺および近隣には駐車場がないため、個人で拝観の場合は公共交通機関を利用してください