柔道の高藤、現役続行を明言 東京五輪覇者、階級変更も
2021年東京五輪の柔道男子60キロ級金メダルの高藤直寿(30)が現役続行の意向を固めたことが、12日までに分かった。共同通信の取材に「引退はしない。できるところまでやりたい」と明言した。「新しい挑戦」として66キロ級への階級変更も模索。今夏のパリ五輪代表は逃していた。 栃木県出身の高藤は神奈川・東海大相模高―東海大で鍛えられ、独創的で豪快な技を次々と繰り出すスタイルで10代から活躍。16年リオ五輪で銅メダルを獲得し、世界選手権は日本男子最多に並ぶ優勝4度を誇る。 66キロ級はパリ五輪で2連覇を目指す阿部一二三が君臨し、28年ロサンゼルス五輪を目指すかどうかは未定。