百年の恋も一気に冷めたか!? 2028年まで契約を残すナポリの主将が、ユヴェントス移籍へ口頭合意
イタリア代表として前回EURO制覇に貢献した
セリエAのナポリに所属するジョバンニ・ディ・ロレンツォが、ユヴェントスへの移籍条件に口頭合意したと『Football Italia』が報じた。 ディ・ロレンツォは現在30歳、ポジションはサイドバックで、EURO2024のイタリア代表メンバーにも名を連ねる経験豊富な選手だ。ナポリではキャプテンを務め、チームの主力として活躍してきた。その彼は来シーズンに向けた新体制のことでアウレリオ・デ・ラウレンティス会長に不満を抱き、他のチームへ移籍する意思を代理人に伝えていた。 そこですぐにユヴェントスが獲得に動き出し、一部報道ではフェデリコ・キエーザを巻き込んだトレードになるのではという噂も挙がっていた。現時点でディ・ロレンツォ本人がユヴェントスへの移籍を決意しており、同クラブとは個人的な条件で合意したとのこと。あとはナポリの返事待ちとなる。 ただ先日就任したばかりのコンテ監督は、彼を引き止めようと努力しており、ナポリとの契約も2028年6月30日まで残っている。正式発表がない限りまだわからないが、昨夏に交わした長期契約は、ディ・ロレンツォとしてはこのクラブに骨を埋める覚悟だったに違いない。しかしこのままではたった1年でパルテノペイへの愛が冷めてしまうことになりそうだ。