広島がACL2開幕4連勝、2試合残してGL突破!! FW加藤陸次樹ヘッド弾に日本代表GK大迫敬介が好セーブ連発
[11.7 ACL2 GL第4節 シドニーFC 0-1 広島 シドニー] サンフレッチェ広島は7日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)のグループリーグ第4節・シドニーFC戦で1-0の勝利を収め、2試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。 勝てばGL突破が決まる広島は日本代表のGK大迫敬介がゴールを守り、DF松本大弥、DF志知孝明、DF塩谷司で3バックを編成。中盤にMF青山敏弘とMF中島洋太朗、右ウイングにMF茶島雄介、左ウイングにMF柏好文が入った。前線はFW満田誠とMFマルコス・ジュニオールがシャドーに入って最前線にFWドウグラス・ヴィエイラが構えた。対するシドニーFCは元ブラジル代表MFドウグラス・コスタが負傷欠場となった。 【写真】「新しい髪型も似合う」「可愛すぎ」「惚れてしまう」なでしこ清水梨紗がオフショット披露 広島は前半6分に決定機。満田が右サイドを抜け出してクロスを送ると、D・ヴィエイラがニアサイドに走り込んで相手を釣ったことでファーサイドのマルコスがフリーになる。しかしマルコスのシュートはGKアンドリュー・レッドメインにセーブされた。 一方のシドニーFCも前半15分に決定機を作った。CKの流れからゴール前で混戦になると、DFライアン・グラントがこぼれ球に反応してゴール前からシュート。ボールは松本に当たってコースが変わったが、逆を突かれた大迫が足でセーブするビッグプレーでピンチを凌いだ。 前半45+2分には広島に再び決定機が訪れた。またも満田が右サイドを抜け出してクロスを送ると、ファーサイドで完全にフリーとなった柏にボールが渡る。しかし柏は枠に飛ばせず、0-0のまま前半が終了した。 ミヒャエル・スキッベ監督はハーフタイム明けに青山を退げてDF中野就斗を投入。塩谷が中盤に、中野は3バックの右に入った。後半13分、中野の持ち運びからD・ヴィエイラが起点になって左サイドの柏に繋がる。柏はPAに侵入すると狙いすまして右足を振ったが、枠の右に外れた。 広島は後半15分に2枚替えを実行。マルコスとD・ヴィエイラに代わってFWピエロス・ソティリウとFW加藤陸次樹が入った。するとその直後、志知のクロスを加藤がダイビングヘッドで合わせて待望の先制ゴールを奪った。 その後はシドニーFCがゴールに迫った。後半18分、FWアナス・ウアヒムにPA内からグラウンダー性の鋭いシュートを放たれるも、大迫が右手一本でビッグセーブ。続く同26分には左サイドを突破されてゴール前にクロスを送られると、ゴール前でMFマックス・バージェスにシュートを打たれた。それでも大迫は体を張って防ぐと、こぼれ球にも素早く反応してゴールを死守した。 広島は後半27分に茶島に代わってDF新井直人が、同40分に志知に代わってDF佐々木翔がピッチへ。6分間のアディショナルタイムも集中した守備を保ち、敵地で完封勝利を果たした。