日韓歌手対決に視聴率10% 韓国TV、新たな文化交流
【ソウル共同】日韓の歌手が共演し、評価を競い合う韓国MBNテレビの番組が今月放送され、歌番組としては異例の高い視聴率10%前後を獲得している。植民地支配を受けた歴史から、1998年の日本大衆文化の開放後も、日本人歌手や日本語の歌がテレビに大々的に出ることは少なかった。MBNは「韓日文化交流の歴史的プロジェクト」と強調している。 コリア国際学園、K-POPを学べるコースは生徒の大半が日本人
番組は今月2日から全5回で毎週火曜午後10時の放送。視聴率は初回が11.9%を記録し、その後も10%前後を維持している。韓国の有名歌手LYn(リン)さんを含む、日韓でそれぞれ選抜された各7人が、互いの国の歌をカバーしたり、日韓で一組になってデュエットをしたりし、審査員らが点数を付ける。日本語の歌詞には日本語字幕も表示される。 韓国の文化評論家は韓国メディアに「昔は日本文化へ警戒が大きかったが、韓流ブームで文化的な自信が生まれ、日本文化を受け入れられるようになった」と分析した。 98年の日本大衆文化の公式な開放前も一部の日本の歌は海賊版として流入した。