一人暮らしの水道代はどれくらい? 節約の敵「シャワー流しっぱなし」でかかる水量も教えて!
一人暮らしを始めるうえで重要なのは、生活費の管理です。中でも水道代は、意識せずに使用していると意外と高くつくことがあります。 今回は、一人暮らしの水道代の平均額と、おすすめ節約法をご紹介します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
水道料金の仕組みについて
水道は電気やガスと異なり、管理しているのは民間企業ではなく、市町村などの自治体です。そのため、住んでいる地域によって料金体系や支払い方法が異なります。 例えば、東京都水道局の水道代の計算方法は、水道メーターの口径に基づく「基本料金」と、使用した水の量に応じて課される「従量料金」を合算したものとなっています。
一人暮らしの水道代
「家計調査 家計収支編」1世帯当たり1ヶ月間の収入と支出によると、上下水道料は2216円でした。水道代は2ヶ月分の料金をまとめて支払うことが一般的であるため、一人暮らしの場合、1回の支払いは4000円から5000円程度となります。
水道代の節約方法
水道代を節約するための方法はいくつかあります。 ・水の垂れ流しを避ける ・トイレの節水 ・キッチンの節水 ・洗濯の節約 歯磨きや洗顔時に水を流しっぱなしにしている人もいるかもしれませんが、水を使わないときは蛇口を閉めましょう。トイレの水を流すときに常に「大」で流すと水の使用量が増えてしまうため、節水のためにも「大」と「小」を適切に使い分けることをおすすめします。 キッチンでも水の使用量に注意し、食器を洗う際の水量を最低限に抑えましょう。また、洗濯時にお風呂の残り湯を利用することも節約につながります。
シャワーの流しっぱなしは注意
TOTOのデータによれば、1990年代のシャワーヘッドは1分間におおよそ10リットルのお湯を消費します。これは2リットル入りのペットボトル5本分に相当し、わずか1分間でその量の水が使われているということを意味します。ここでは、シャワーを使う際の節水方法についてご紹介します。 ■シャワーの使用を最小限に シャワーを使っている間、特にシャンプーやボディーソープで頭や体を洗っているときは、シャワーを止めることを心掛けましょう。これにより、無駄な水の使用を防ぐことができます。 ■一度に全身を洗う 髪と身体を同時に洗い、最後に一度で全身をすすぐことをおすすめします。水の使用量を減らし、節水とエネルギー効率の向上につながります。 ■お風呂の掃除でも節水を 毎日のお風呂の掃除は清潔さを保つために重要です。ただし、その際に大量の水を使わないようにしましょう。浴槽の残り湯を使って洗い場をすすぎ、最後にシャワーで流すことで、節水を実現できます。