U-23日本代表、U-23マリ戦予想スタメン全選手紹介。2連勝を狙う布陣は?【パリ五輪】
MF:三戸舜介 生年月日:2002年9月28日(21歳) 所属クラブ:スパルタ・ロッテルダム(オランダ) 23/24リーグ戦成績:19試合2得点 24日のU-23パラグアイ代表戦で2ゴールを挙げた三戸舜介は、主戦場でないインサイドハーフで躍動した。5-0で勝利した試合の最初の2ゴールを記録した三戸は、あわやハットトリックという場面を2回作っている。惜しくも自身の3点目は生まれなかったが、73分にピッチを退くまでチームの攻撃を牽引し続けた。 三戸の2点目をアシストしたのは左ウイングに入った斉藤光毅で、得点シーン以外にも抜群のコンビネーションを見せている。2人の関係は次戦以降もチームにポジティブな影響をもたらすと見られ、スパルタ・ロッテルダムの両翼コンビはU-23マリ代表戦でも相手の脅威となるだろう。 U-23マリ代表の右サイドバック、アーメド・ディオマンデは前節U-23イスラエル代表戦で優れたスタッツをたたき出しており、三戸と斉藤をもってしても一筋縄ではいかないかもしれない。さらなる奮起が求められる。
FW:佐藤恵允 生年月日:2001年7月11日(23歳) 所属クラブ:ブレーメン(ドイツ) 23/24リーグ戦成績:14試合5得点(ブレーメンⅡ) 24日のU-23パラグアイ代表戦で、佐藤恵允は負傷交代した平河悠に代わってピッチに立った。孤立する場面もあったが、山本理仁が挙げたU-23日本代表の3点目に関与しており、積極的な仕掛けが功を奏した。 何よりその強度はチームにとって重要である。データサイト『FotMob』によると、佐藤は先のゲームで途中出場ながらデュエル勝利数「5」を記録した。被ファウル数も「2」を数えており、激しいプレッシャーにさらされても怯まないメンタルの強さを備えている。 チームを率いる大岩剛監督は「守備からのショートカウンター」を主な戦い方として明かしており、そういった戦術から逆算しても佐藤の必要性が窺える。U-23マリ代表の左サイドでアタッカーを担うティエモコ・ディアラは前節U-23イスラエル代表戦で1アシスト、6月に行われたU-23ウズベキスタン代表との試合ではゴールも決めている。チーム随一のファイターは、好調のアタッカーの相手役としても重要な存在だろう。