荷物の出発地点から目的地まで“ほぼ無人”で KDDIが配送技術公開
日テレNEWS NNN
物流業界の人手不足が深刻化する中、荷物の出発地点から目的地までほとんど無人で配送できる技術が公開されました。 KDDIが公開したのは、「自動配送ロボット」や「自動運転車」「ドローン」の位置情報を連携させるシステムです。 まず、自動配送ロボットが荷物を取りに来ます。ロボットが建物の外へ出ると、ロボットと車がそれぞれの位置情報を連携して合流し、荷物の受け渡しを行います。荷物を運ぶ車が目的地近くまで自動運転で輸送、車で配達できない山間部まではドローン使い、配送を完了します。 その後、車とドローンの位置情報や風向きなどのデータをもとに、「消費電力」や「待ち時間」の少ない地点がはじきだされ、車がドローンを回収します。 KDDIは、この技術を活用して、2030年をめどに、まったく人の手を必要としない、全自動の荷物配送サービスの開始を目指します。