岩手県の道路で撮影された、正面から向かってくる逆走車。 とっさに路肩の開けたスペースへとハンドルを切り、あわや正面衝突の危機は回避しましたが、目撃者は当時の心境を「向こうが避ける気なかったので、正面衝突を覚悟しました。ずっと死ぬかと思いました」と語りました。 一体なぜ、車は堂々と道路を逆走していたのでしょうか。 目撃者は「左側の白い車線を中央車線だと思って走って来たんじゃないかなと思っているんですけど」と話します。 映像を見ると、逆走車に遭遇する直前、道路のセンターラインが途切れ、中央線が見づらくなっていました。 目撃者は「自分の車の後ろ走っていた車も（逆走車を）避けたような感じでしたね、スピード落として」と話しました。 さらに、路面が見えにくいために起きたとみられる逆走は北海道・札幌市でも。 一面雪で覆われた道路を走行していると、前方にまばゆい光が。 すると次の瞬間、ドライバーの横を逆走車がすれ違いました。 目撃者は「ヘッドライトが正面の方から見えてきたので、なんかおかしいなと思って見ていたら逆走してきた」と当時の様子を語ります。 当時、道路の中央分離帯には雪が積もっていて分かりにくい状態になっていました。 目撃者は「ハザードはつけていたので、たぶん気付いたのかなと。もうなんていうんでしょう、落ち着いて運転していただきたいなと」と話しています。