【京都金杯見どころ】マイル路線で視界開けたキープカルム
マイルに転じて頭角を現してきたキープカルム。得意の距離で重賞初奪取だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 【写真】キープカルムこれまでの軌跡 ■1/5(日) 京都金杯(4歳上・GIII・中京芝1600m) 初めてのマイル戦だった4走前の五頭連峰特別は出遅れて後手に回ったが、その経験が生きてその後は流れに乗って鋭い脚を披露しているキープカルム(牡4、栗東・中竹和也厩舎)。2勝クラス、3勝クラスと連勝して、昇級戦だった前走でも好走。早々とオープンでも互角にやれるメドが立った。元々、3歳春の時点でも重賞で上位に食い込んでいた素質馬。近走の充実ぶりを買う。鞍上は三浦皇成騎手。 前走は直線で窮屈になりながらも小差の5着と健闘したアスクコンナモンダ(牡6、栗東・中内田充正厩舎)。過去に東京新聞杯やダービー卿CTでも健闘しているようにマイル路線では上位の存在。今回は最も得意にしている中京コース。巻き返しは容易だ。鞍上はA.ルメートル騎手。 マイルのGIでも健闘しているドゥアイズ(牝5、栗東・庄野靖志厩舎)、ここ2戦の勝ちっぷりなら初めての中京でも心配ないウォーターリヒト(牡4、栗東・河内洋厩舎)、NHKマイルCで好走しているイフェイオン(牝4、栗東・杉山佳明厩舎)、左回り巧者のシャドウフューリー(牡5、栗東・杉山晴紀厩舎)、休み明けを叩かれて粘りが増すメイショウチタン(牡8、栗東・本田優厩舎)などが上位を争う。発走は15時30分。