映画『ウィキッド ふたりの魔女』が好調なスタート… 興行収入は1億6400万ドル超え(海外)
ジョン・M・チュウ監督の映画『ウィキッド ふたりの魔女』は11月22日、アメリカなどで劇場公開された(日本では2025年春公開予定)。 【全画像をみる】映画『ウィキッド ふたりの魔女』が好調なスタート… 興行収入は1億6400万ドル超え 『ウィキッド ふたりの魔女』は推定1億1400万ドル(約175億円)で、アメリカの国内興行収入のトップに立った。 世界全体では、今のところ1億6420万ドルの興行収入をあげたと見られる。 『ウィキッド ふたりの魔女』が好調だ。 ユニバーサル・ピクチャーズの期待作で、大々的に宣伝されたこの映画は、公開直後の週末に推定1億1400万ドルのチケット売り上げを記録し、アメリカの国内興行収入のトップに立った。国際市場でも5020万ドルの興行収入をあげたと見られる。 ジョン・M・チュウ監督の『ウィキッド ふたりの魔女』は『オズの魔法使い』の前日譚で、"西の悪い魔女"がどのようにして生まれたのかを描いている。シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジェフ・ゴールドブラム、ミシェル・ヨー、ジョナサン・ベイリーといった豪華俳優陣が出演している。 『ウィキッド ふたりの魔女』は、1995年のグレゴリー・マグワイアの小説をもとにしたブロードウェイ・ミュージカル『ウィキッド』をベースにした作品だ。映画は2部作で、本作は舞台ミュージカルの第1幕にあたる部分のみだ。後編は、アメリカでは2025年11月に劇場公開の予定だ。 ただ、アメリカでこのサンクスギビングの週末に注目を浴びた大作は『ウィキッド ふたりの魔女』だけではない。 リドリー・スコット監督の『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』もアメリカでは11月22日に劇場公開され、映画ファンの間では「グリキッド(Glicked)」と呼ばれている。 『グラディエーターII』もポール・メスカル、デンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカルといった豪華キャストを揃えている。 アメリカ国内で推定5550万ドルの興行収入をあげた同作は、日本を含め、海外では1週間前(11月15日)に公開されていて、その興行収入はこれまでに推定1億6500万ドルにのぼるとVarietyは報じている。
Lauren Edmonds