J2リーグ最高額はどこだ! クラブ最新市場価値ランキング11~20位。最下位はいわきFC【2024年最新版】
17位:ロアッソ熊本 監督:大木武 J2リーグ順位:16位(7月5日現在) 総市場価値:535万ユーロ(約8億5600万円) 最高額選手:竹本雄飛(45万ユーロ/約7200万円) 大木武体制5年目を迎えたロアッソ熊本が総市場価値535万ユーロ(約8億5600万円)の17位にランクインした。J2昇格初年度の2022シーズンに4位に食い込んだが、主力の相次ぐ引き抜きもあり翌シーズン以降は上位に食い込むことができないでいる。今シーズンもここまで16位と、J3自動降格圏内まで勝ち点差はわずか2だ。 2020シーズンから所属しているMF竹本雄飛(45万ユーロ/約7200万円)がチームトップの市場価値を持つ選手となる。竹本は2022シーズンの4位という好成績を主力として経験している数少ない選手だ。今シーズンは開幕前の怪我で約2ヶ月の離脱を強いられたが、復帰以降の13試合では11試合に出場している。 2位はGK田代琉我、MF上村周平、FW石川大地の3人が40万ユーロ(約6400万円)の金額で並ぶ。アカデミー出身で在籍11年目を迎える上村は今シーズンからキャプテンを務めている。長く絶対的な主力として定位置を確保できていなかった上村だが、昨シーズンは40試合に出場する活躍を見せ市場価値を2倍に高めている。 リーグで失点数が2番目に多いチームにとって、左肩を負傷した田代が約1ヶ月ぶりに戻ってきたことは大きいだろう。昨シーズンは41試合に出場したこの守護神はシュートストップを得意としており、大きな声で仲間を鼓舞する光景は恒例となっている。
16位:ブラウブリッツ秋田 監督:吉田謙 J2リーグ順位:10位(7月5日現在) 総市場価値:570万ユーロ(約9億1200万円) 最高額選手:河野貴志(40万ユーロ/約6400万円) 2021シーズンにJ2リーグに昇格して以降、毎年中位でフィニッシュしているブラウブリッツ秋田が総市場価値570万ユーロ(約9億1200万円)の16位にランクインした。 チーム内トップは40万ユーロ(約6400万円)でDF河野貴志とFW小松蓮の2人が並ぶ。縦に早いサッカーを志向する秋田にとって、河野のディフェンスラインからのロングフィードは武器となっており、ロングパス数はフィールドプレーヤーでトップの数字を記録している。 今シーズン秋田に完全移籍で加入することになった小松は、昨シーズンはJ3の松本山雅FCでリーグ得点王の19得点をあげる活躍を見せ市場価値を高めた。今シーズンはここまで全試合に出場しながらも1得点と、本調子とは程遠い印象がある。 そんな小松と2トップを組むFW佐藤大樹(35万ユーロ/約5600万円)が3位タイにランクインしている。昨シーズンにFC町田ゼルビアから期限付き移籍で加入したJ3リーグのY.S.C.C.横浜では7得点、今シーズンも秋田ではチームトップの4得点をあげている。