J2リーグ最高額はどこだ! クラブ最新市場価値ランキング11~20位。最下位はいわきFC【2024年最新版】
13位:ヴァンフォーレ甲府 監督:大塚真司 J2リーグ順位:14位(7月5日現在) 総市場価値:633万ユーロ(約10億1280万円) 最高額選手:関口正大(50万ユーロ/約8000万円) 14位とは約40万ユーロ(約6400万円)もの差をつけたヴァンフォーレ甲府が総市場価値633万ユーロ(約10億1280万円)の13位にランクインした。11位から20位の中では600万ユーロ(約9億6000万円)をこえるチームは甲府含めて3チームのみだ。 チームトップの50万ユーロ(約8000万円)の市場価値を持つ選手はDF関口正大、MF鳥海芳樹、MFアダイウトンの3人。 左右のサイドバックに加えて3バックにも対応できる関口と、右サイドやシャドーの位置からのチャンスメイクを得意とする鳥海は、ともに大学経由で2021シーズンに加入しており、今シーズンここまで全試合に出場しているのは、FWピーター・ウタカ(5万ユーロ/約800万円)とこの2人のみである。 ピーター・ウタカの7得点を上回るチームトップの8得点を記録しているのがアダイウトンだ。ジュビロ磐田やFC東京などのJ1チームにも所属していたことのあるこのブラジル人選手は、持ち味の強靭なフィジカルを活かして後半戦も得点数を伸ばすことができるだろうか。
12位:レノファ山口FC 監督:志垣良 J2リーグ順位:7位(7月5日現在) 総市場価値:658万ユーロ(約10億5280万円) 最高額選手:新保海鈴(50万ユーロ/約8000万円) レノファ山口FCが総市場価値658万ユーロ(約10億5280万円)の12位に入った。今シーズン就任した志垣良監督は、昨シーズンはJ3リーグ初年度のFC大阪を一時はJ2リーグ昇格圏内の2位まで躍進させた実績を持つ。現在リーグ戦では7位とJ1昇格圏内を十分狙える位置につけている。 チーム内の市場価値1位には2人の若手選手が並んでいる。今シーズン前半戦だけで20万ユーロ(約3200万円)の価値を上げた21歳のDF新保海鈴と20歳のFW河野孝汰は、ともに現在は50万ユーロ(約8000万円)の市場価値を有している。 2022シーズンからの2年間は育成型期限付き移籍でチームを離れていた新保だが、今シーズンは山口に復帰し左サイドバックで定位置を掴んでいる。利き足の左足からのクロスを得意としており、今シーズンここまでのチーム全体の27得点のうち約1/4の7得点は新保からのアシストで生まれている。 U-12からレノファ一筋でプレーする河野は、2019シーズンの途中にトップチームに2種登録され、同シーズンにJリーグデビュー、翌シーズンにはJリーグ初得点をあげている。16歳と11ヶ月での得点は当時のJ2最年少得点記録を更新するものだった。今シーズンここまでの4得点という数字はチームトップタイで、昨シーズンの5得点を上回り、自身のシーズン最多得点の記録も更新したいところだ。