「ずっと学童で親として罪悪感…」ワーママにとって試練すぎる! 学童っ子の夏休みを乗り切るテクニック
学童に通うお子さんをお持ちのご家庭では、夏休みの過ごし方に頭を悩ませているのではないでしょうか? 【3児のママ・鈴木亜美が作るお弁当を見る】「宿題の多さに、毎日続く学童のお弁当作り……」初めての“子どもの夏休み”は未知の世界だった! 夏休みを気にすることなく過ごせていた保育園時代と違って、小学校の長い夏休みは、働くママにとって試練がいっぱいです。 学童での過ごし方や子どもとの時間のつくり方、そして考えるだけでもツラくなる毎日のお弁当……気になることはたくさんありますよね。 そこで今回のコラムでは、先輩ワーママに聞いた「夏休みにしている工夫」や「乗り切るテクニック」をまとめました。
夏休みに学童に行くメリット
学童っ子の長い長い夏休み。 保育園時代と異なり、学童に入っていない子が自由な夏休みを満喫する一方で、毎日学童に通う我が子……。 「かわいそうかな……?」とつい思ってしまいがちですが、実はメリットもたくさんあります。 まず、長期休み中でも規則正しい生活が送れること。 勉強、読書、遊びの時間がしっかり決まっているので、生活リズムが崩れず、学習や運動習慣も途切れないことは大きなメリットです。 また学童によりますが、夏祭り、サマーキャンプ、プール、流しそうめん、映画鑑賞会など、さまざまなイベントを主催してくれるところも。 我が子も学童のイベントはとても楽しんで参加していて、良い思い出になっているようです。 そして、とくに低学年に言えることですが、長期休みはお友達との約束がしづらく、なかなかクラスメートに会えなくなります。 でも、学童に行けば毎日友達と会えて思い切り遊べる。これもメリットだと思います。 とはいえ、せっかくの夏休み。少しでも親子で楽しい思い出をつくりたいですよね。 そこで、先輩ワーママたちに「学童っ子のためにしている夏休みの工夫」を教えてもらいました。
メリハリをつけるワーママの夏休みテクニック
一番多かったのは「親も平日休みを取り、旅行やプールなどのおでかけ日を作る」という意見。 「夏休み後半に旅行の予定を入れて、その楽しみを糧に頑張ってもらう!」という声も(これは親も同じですよね……!私も旅行を楽しみに仕事をしているようなものです)。 そして「平日は学童で頑張ってくれているぶん、土日は思いっきり予定を入れて楽しむ!」というご家庭も多かったです。 しかしこの方法。我が家もそうでしたが、夏バテも相まって親の体力がかなり削られるのと、夏休みの大量の宿題が進まないことが盲点でした……。保育園時代はただ遊ぶだけだったのでラクだったなとしみじみ。 この時期は根性で乗り切るしかなさそうです(くれぐれも体調には気を付けて)。 学童からひとりで習い事に行けるようになれば、短期の習い事や夏期講習を入れてみるのも良さそうです。 また、子どもだけで参加できるサマーキャンプや自然体験教室に申し込む、という手もあります。 民間の団体主催のキャンプなどは(首都圏開催の場合)、都内のターミナル駅に8時半頃集合して夕方解散というパターンが多いので、パパかママのどちらかが出勤途中に送って行き、退勤後に迎えに行くということが可能です。また、仲の良いお友達と一緒に申し込んで、ママ友やパパ友と送り迎えを分担するという方法もありますね。 仕事が忙しくてなかなか休みが取れない……という場合でも、「新しい本やドリルを買ってあげる」「学童の勉強時間用に、手作りのワークを作ってあげる」「仕事を早めに切り上げて、夕方マックに行ってソフトクリームだけ食べる」など、ステキなアイデアがたくさんありました。 どれもきっと、子どもにとっては大切な夏休みの思い出になると思います。