望月慎太郎 逆転勝ちで本戦王手、世界1305位に苦戦も予選決勝へ<男子テニス>
成都オープン
男子テニスの成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)は17日、シングルス予選1回戦が行われ、予選第2シードの望月慎太郎がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク1305位のチャールズ・チェン(中国)を3-6, 6-3, 6-2の逆転で下し予選決勝進出を果たすとともに、本戦入りに王手をかけた。 【錦織圭vsシャン 1ポイント速報】 21歳で世界ランク147位の望月は14日と15日に日本が勝利を飾った国別対抗戦デビスカップワールドグループ1「日本vsコロンビア」(日本/東京、有明コロシアム、ハード)に日本代表として参加。その後、中国に移動し今大会に臨んだ。 16歳のチェンとの顔合わせとなった予選1回戦の第1セット、望月は第2ゲームでブレークポイントを握られるとダブルフォルトを犯しブレークを許す。その後、望月はブレークバックを果たせず先行される。 続く第2セット、このセットも望月は第1ゲームで先にブレークを許す苦しい展開に。しかし、ここから立て直した望月は第5ゲームから一気に5ゲームを連取し、1セットオールに追いつく。 迎えたファイルセット、望月はファーストサービス時に91パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは2度のブレークを奪い、1時間45分で逆転勝ちを収めた。 勝利した望月は本戦入りをかけ、予選決勝で予選第8シードのL・トゥ(オーストラリア)と対戦する。トゥは予選1回戦で世界ランク269位のE・ゲラシモフを下しての勝ち上がり。
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