【武雄競輪・FⅠ佐々木昭彦杯】自力に戻った鈴木竜士「見ている側も面白いでしょう」 2分戦でカマシ逃げ切り
<5日・武雄競輪・初日> 鈴木竜士が先行策で白星スタートを決めた。初日9Rは、自力型が鈴木と齋木翔多のみの2分戦。打鐘前に先頭の齋木が緩めたタイミングを逃さず一気にカマシ切り、そのまま押し切った。 GⅠなどの上の舞台で戦えるように、今期から再び自力主体に戻った。徐々に心も先行屋に戻っていっている様子だ。「齋木君はいい先行選手。そういう選手相手に自分も先行したいなと思った。その方が自分も楽しいし、見ている側も面白いでしょう」。少年のような若々しい表情で振り返ってくれた。 準決10Rも「もちろん自力」とラインの先頭で走る。久田裕也、照井拓成と先行タイプがそろったが、2日目も先行勝負を見せてくれるだろうか。