大谷翔平の「50-50」記念球を2億円で入札したReebok社長の“思惑”「社長・田中として…個人・田中として」
「共同所有」を提案した理由
――Xでは共同所有も提案されていますが、これはどこから来たアイデアなのか。 これは誤解なきようお伝えしたいのですが、あくまでアイデア段階です。 Xでも賛否両論さまざまなご意見をいただき、あとは法律的なことも色々あると思うので……。 最初の投稿に対し、“自分もなにか貢献したい”というお声をたくさんいただきました。そういった声に何か応えたいと思い、提案させてもらいました。 それに、私の想像の範囲ですが、大谷選手からしても、私1人が買って恩着せがましく“私が買ったよ”とするのではなく、“みんなで買ったよ”とした方がいいんじゃないかなと。 どういった形がベストなのかはまだ模索中です。 ――実際に大谷選手にホームランボールを返せることになったら、どのように返したいか。 正直、直接お会いしてお返し出来ればそうしたいですが、そこが主目的ではありません。それに、選手の試合や練習の邪魔にはなりたくないので、大谷選手のご希望に沿う形がいいかなと思います。 たとえばその希望がドジャース球団のどこかに陳列するとか、誰もが見れるような場所に飾るとか。私としてはどんな形でも良いと思うんです。 返す時期に関しても、当然今じゃないと思っていて、ポストシーズンがまだこれからあるので、少なくともオフシーズンになってからお話すべきことだなと思います。 諸々整理した上で、選手や球団のタイミングをみながらが良いのかなと。 私個人としては、本人にすぐ渡すのではなくて、日本国内の大谷選手のファンが見れる機会を作れたら良いなと思っています。多くの子供たちに夢を与えてきた大谷選手ですから、子供たちが見れる機会を作れたらより良いですよね。 最後に「MAXどのぐらいまでの予算なんですか?」と聞いたところ、「それは……(笑)お答えはできませんが、できる限り頑張りたいと思っています」と返答し、まだ挑戦する意気込みを見せていた。 果たして記念球は誰が手にするのだろうか。 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
集英社オンライン編集部ニュース班