BMW新型「1シリーズ」、マイルドハイブリッド初搭載で燃費を3km向上
独BMWの日本法人は今月から、5年ぶりに全面改良した小型車「1シリーズ」の販売を始めた。1シリーズで初めて発進時などに限りモーターが走行を補助する「マイルドハイブリッド」を搭載し、燃費性能を高めた。価格は消費税込みで478万~698万円。
2004年発売の初代から4代目となる。燃費性能は1リットルあたり最大16・8キロ・メートル(WLTCモード)で、従来型より3キロ・メートル向上した。運転操作を部分的に支援する「レベル2」の機能も改良し、渋滞した高速道路などでハンドルから手を離しても走行できる。
日本法人の長谷川正敏社長は「(競合車の)技術の進化は非常に速い。BMWを理解してもらう技術を結集した」と語った。