「首のしこりはどんどん大きくなり数カ月でグレープフルーツくらいの大きさに」世界的アスリートのセリーナ・ウィリアムズ(43))を襲った病気とは
引退後の生活を満喫しているセリーナ・ウィリアムズ(43歳)は、家族や仕事の現状を定期的にSNSでシェアしている。そして、直近の投稿では、首の囊胞を摘出する手術から回復中であることを明かした。 【動画】首からチューブで処置… 病院のベッドから手術の成功を報告したセリーナ・ウィリアムズの姿 グランドスラム23回優勝の女王が初めて異常に気付いたのは今年5月。でも、嚢胞の摘出はつい最近まで行われなかった。彼女の体に一体何があったのだろう? そして気になる現在の状態は? ※この記事はアメリカ版ウィメンズへルスからの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。
セリーナの病気とは?
セリーナの病気とは? セリーナは鰓溝性嚢胞(さいこうせいのうほう)と診断された。病院のベッドで撮影された10月15日のTikTok動画のキャプションでは「今年5月、首にしこりができているのを見つけた」ことをシェア。「すぐに病院へ行き、MRI検査を受けたら、鰓溝性嚢胞があると言われた」 そのときは摘出したくなければしなくていいと言われたのでしなかった。「でも、どんどん大きくなった」 そして、3度の検査と生検ののち、すぐに摘出を検討するべきであると告げられた。このときすでに「嚢胞は小さいグレープフルーツくらいの大きさになっていた」そう。 「細菌に感染するばかりか(嚢胞が破裂して中の液が)漏れ出してしまうこともあるから、摘出することにした」 ▼鰓溝性嚢胞とは? 米クリーブランドクリニックによると、鰓溝性嚢胞(鰓裂嚢胞)は首の側面の皮膚の下にできる液体が詰まった小さな袋で、外からはしこりのように見える。どの年齢でも発症する可能性はあるけれど、子供に見られることが多い。 この嚢胞はがんではないけれど、病院では感染症のリスクを下げるために手術で摘出することを勧められる可能性がある。
セリーナの現在の状態は?
セリーナは、いまのところ大丈夫そう。 TikTokのキャプションにも「全てが上手くいって、何より自分が健康であるというのは本当にありがたく、幸運なこと。(娘の)オリンピアと人形を買いに行く約束も果たせた。万事OK」と書いている。 オリンピアちゃんとアメリカンドールガール(米国の高級人形専門店)のショップを訪れたときに撮影した動画では、まだ「つらい」けれど「母親が姿を見せないわけにはいかない」と本音を吐露した(セリーナと夫アレクシス・オハニアンの間には、6歳の娘オリンピアちゃんと1歳の娘アディラちゃんがいる)。 セリーナの1日でも早い全快を願わずにはいられない。