ごみ清掃芸人・滝沢さんとリサイクル!「牛乳パックは雑がみと一緒にしないで」【滝沢家の日常】~vol.6~
ごみ清掃芸人として活躍する、マシンガンズ滝沢さん。ごみに関するいろいろな情報を発信しています。このシリーズでは、ごみに関するワンポイントをご紹介していきます。漫画イラストは奥様の滝沢友紀さんです。 【画像3枚】「牛乳パック」せっかく開いて乾かしても、リサイクルできないケースをイラストでチェックする!
「牛乳パック」のリサイクル率を上げよう!
各家庭の冷蔵庫に必ず入っている牛乳パック、これだけスタンダードアイテムなのに、リサイクル回収率はものすごく低いのです。 今回は滝沢家の牛乳パックのリサイクルについてご紹介します。
なお、牛乳パックはハサミやカッターを使わずとも解体できます。 「紙のつなぎ目のところをはがす感じだと、力のない人でも手でも破けるよ」(滝沢秀一さん)
牛乳パックのリサイクルについて協会に聞いてみた
リサイクルしたほうがいいのはわかっているけれど、なかなかルールやシステムがわかりにくいところもある牛乳パック。そこで、kufura編集部は全国牛乳容器環境協議会の事務局に問い合わせをしてみました。 近所のスーパーに回収ボックスがあればいいのですが、あるのかわからない場合もあります。そんな時はどうすればいいのでしょうか? 「お住いの自治体の生活・ごみ・環境などを担当する部門にお問い合わせいただければ、情報をご提示いただけると思います。 HPで設置場所を公開している自治体、役場や公民館などに設置している自治体もあります」(以下「」内、全国牛乳容器環境協議会事務局) サイトで探しても近所に回収ボックスが無い場合は、どうしたらいいのでしょうか? 「多くの自治体が紙資源の回収日に回収しています。生協を通じた回収、PTAなどで集団回収している場合もあります」 協会によると、多くのスーパーマーケットには回収ボックスが設置されているそう。回収実績としてはスーパーマーケットなどを通じた店頭での回収が半分以上を占めているとのこと。 まずはお住いの側のスーパーマーケットで確認するのが、良さそうです。
雑がみと牛乳パックを混ぜないで
滝沢さんによると、ごみ集積所に雑がみをまとめているものの中には牛乳パックが入っていることがあるそう。リサイクルしたい牛乳パックなのに、雑がみの中に紛れてしまうと、せっかく開いて乾かした牛乳パックが可燃ごみになってしまうのです。 雑がみと牛乳パックは同時にはリサイクルができないので、別々に出しましょう。牛乳パックは牛乳パックでまとめて出す、雑がみは雑がみで出す、これだけでリサイクルにつながります。 メーカーによっては、パッケージにリサイクル用の解体方法などが紹介されているサイトへのQRコードが印刷されています。一度ご覧になると、ためになりますよ。牛乳パック6枚でトイレットペーパー1ロールになるんです。ごみにしちゃうともったいない! まずは回収先を確認し、次に飲み切った牛乳パックを切り開いて、乾かしてみませんか? リサイクル習慣ができちゃえば、あとはスムーズですよ。