民進党蓮舫代表が定例会見10月27日(全文1)連合との協力関係大切にしたい
尊厳ある生活保障総合調査会について
朝日新聞:朝日新聞の(※判別できず)です。本日初めての会合が開かれます。尊厳ある生活保障総合調査会についてお伺いします。前原誠司さんが会長に据えられて、代表直轄という人選になっております。代表直轄というところに込めた意味と、あと設置意図、あるいは前原さんを起用した狙い等についてお伺いできますでしょうか。 蓮舫:はい。代表直轄にしたのは、とても重んじている調査をしていただくことに尽きます。特にこれまでの選挙でも私たちは、人への投資を訴えて、それが(※判別できず)さんが言うように、経済成長にもつながるんだと。人への投資が次世代の教育、それをしっかり支えることによって、もちろん納税者も増えますし、社会保障の担い手も増える。そして経済成長につながるということをお訴えをさせていただいておりましたが、なかなかそれが国民の皆さま方に届ききっていないところを非常に問題視しておりました。そのことについて特に代表戦を一緒に戦ったときに、前原さんのおっしゃるオール・フォー・オールという考え方は私も共鳴をするところが多くありましたので、私たちの社会保障政策、あるいは経済成長に関しまして理論構築をしていただきたい。これが私の強い思いでありました。 で、数週間前から前原さんにもお願いをして、実際どれぐらいの時間規模で、どういう内容を最終的にはどういう形でまとめていくのかということを、丁寧に話し合いをして、今日動き出すということになりました。 司会:はい、では、(※判別できず)さん。
連合との関係について
記者1:(※判別できず)と申します。お願いします。東京都、というか連合との関係についてお伺いします。もうすでに蓮舫代表の前に、幹事長会見とかでも出てはおりますがあらためてお聞きします。新潟知事選、それから2つの衆院補選と戦ってきまして、本来、民進党や野党を支持する側の有識者の方々から強い意見が出ているのは、やはり民進党がちょっとこの今回、一連の選挙の中で、やはり本当に軸となって野党共闘する気があるのかどうか。民意をよく見ていないんではないかということ。連合については大変厳しいものがあって、これはちょっと語弊があったらあれですが、ある意味、連合というのは共産党に絶対反対で、そして政府・与党、それから財界(※判別できず)、民進党を、共産党が、野党が(※判別できず)ようにするために入ってきた、そういう別の考え方でいるような評価っていうのが見られている。その中で今後、いろんな選挙をやっていく上で、この問題点は避けられないと思います。大変複雑な事情があるのは存じ上げています。その辺、どういうふうに国民の方にこの問題をご説明されるのか。ご所見をお伺いしたいと思います。 蓮舫:はい。私どものためにいろいろと心配をして、親身になってさまざまなご意見をいただけていることには感謝を申し上げます。民意に寄り添うためにどうあるべきか、常に考え続けてバージョンアップをした選挙に臨んでいきたいと思っています。われわれの綱領でも働く者の立場に立って政策を作るとうたっておりますし、やっぱり働く人たちの声をしっかり代弁することも大事だと思っておりますので、連合さんとはこれまでも、これからも、そうした政策をしっかり作っていくという部分での協力関係は大切にしていきたいと思います。 他方で今、ご指摘いただいたような県民であるとか国民の声。あるいはほかの政党を支援していただけている方たちの声にも敏感になって、その都度、何を一緒に戦っていくことができるのかは考えていきたいと思っています。 司会:はい、どうぞ。 【連載】民進党蓮舫代表が定例会見10月27日 全文2へ続く