【MLB】ブレーブス・アンソポロス編成本部長が今オフのプランについて語る オズナ、ダーノーらは残留へ
レギュラーシーズン最終戦でワイルドカード獲得を決め、7年連続のポストシーズン進出を果たしたものの、ワイルドカード・シリーズは2連敗で敗退が決まったブレーブス。日本時間10月5日にはアレックス・アンソポロス編成本部長とブライアン・スニッカー監督がオンラインでの会見を行った。そのなかでアンソポロス編成本部長は今オフのプランについて、様々なトピックスに言及し、マックス・フリードとの再契約を望んでいること、マーセル・オズナらのオプションを行使する方針であることなどを語った。 【動画】ブレーブスのマーセル・オズナが39号アーチを放つ ここ数年間、エース左腕のフリードは「FAになったら退団することになるだろう」との見方が強かった。ブレーブスは多くの主力選手と長期契約を結んでいるが、フリードとの契約延長は最後まで実現しなかったからだ。アンソポロス編成本部長は「私は彼が戻ってきてくれることを望んでいる」とコメント。しかし、その一方で「全30球団がマックス・フリードを欲しがるだろう。どうなるか見てみよう」とも語り、フリード争奪戦に対する球団のスタンスは明言しなかった。ブレーブスは来季、さらにペイロールを増やす方針のようだが、争奪戦が過熱すれば、無理にフリードを引き留めようとはしないかもしれない。 左ひざ前十字靭帯断裂の重傷を負ったロナルド・アクーニャJr.と右ひじの手術を受けたスペンサー・ストライダーの両選手については、戦列復帰予定時期を明言しなかった。アンソポロス編成本部長は「2人とも開幕戦で復帰できる可能性もあるし、4月半ば、5月初め、5月半ば、そして6月初めになる可能性もある」と慎重な姿勢。両選手の回復が遅れているわけではなく、万全の状態で戻ってきてもらうためにも、復帰へのタイムラインを公言して不要なプレッシャーを与えることはしたくないようだ。 また、来季の契約がオプションとなっている選手のうち、マーセル・オズナ(年俸1600万ドルの球団オプション)、トラビス・ダーノー(年俸800万ドルの球団オプション)、アーロン・バマー(年俸725万ドルの球団オプション)については球団オプションを行使して残留させるつもりのようだ。「彼らは素晴らしいシーズンを過ごしてきたし、(残留に向けて)いい位置にいると思う」とアンソポロス編成本部長。シーズン途中のトレードでチームに復帰したルーク・ジャクソンも来季の契約はオプションだが、移籍後16試合で防御率4.50、シーズン合計52試合で防御率5.09という平凡なパフォーマンスを考えると、こちらはオプションが行使される可能性は低そうだ。