リヴァプール元主将ヘンダーソンについてドイツ人主審が回想 「彼は常にトラブルメーカーだった」
リヴァプールのレジェンド
リヴァプールの元主将で現アヤックス所属のMFジョーダン・ヘンダーソンについて、ドイツ出身の国際審判員フェリックス・ブライヒ氏が「トラブルメーカーだった」と発言して話題となっている。 ヘンダーソンは、サンダーランドでプロデビューを果たした後の2011年にリヴァプールに加入し、2022-23シーズン終了後に退団するまで公式戦計360試合に出場。2015-16シーズンからは主将も務め、ユルゲン・クロップ前監督の指揮のもとでUEFAチャンピオンズリーグ優勝(2018-2019)、プレミアリーグ優勝(2019-2020)に貢献した。 しかし、リヴァプールサポーターにとってはレジェンドとも言えるヘンダーソンだが、欧州の主要大会で何度も顔を合わせていたブライヒ氏からすると、同選手は厄介な存在だったようだ。 「私はほぼ全ての選手とうまく付き合っていたが、私にとってトラブルメーカーと言える選手はどの試合でもいた。アンフィールドでのリヴァプールの試合について振り返ってみると、私は常にジョーダン・ヘンダーソンに目をつけておかないといけなかった。『今のはファウルじゃないだろ。ドイツでは笛を吹くかもしれないけど、あれはイングランドでは流すようなプレイだ』というような激しい口調で話しかけてくる選手だった。私はそういうタイプの選手のことが好きだし、慣れてもいるけどね。ヘンダーソンは試合中はずっと喋っていた」(イギリスメディア『talkSPORT』より) ブライヒ氏はリヴァプールの試合でレフェリーをこれまでに8回務め、9人の選手達に計14枚のイエローカードを出しているが、ヘンダーソンがもらったイエローカードの数はDFトレント・アレクサンダー・アーノルドとともにワーストタイとなる3枚。両者の相性はあまり良くなかったようだ。
構成/ザ・ワールド編集部