草津東、終了間際に痛恨…全国高校サッカー初出場の東海大相模に惜敗
第103回全国高校サッカー選手権大会(読売新聞社など後援)は31日、2回戦が行われ、滋賀県代表の草津東は初出場の東海大相模(神奈川)と川崎市の「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」で対戦し、1―2で惜しくも敗れた。 先制のヘディングシュートを決める寺田大翔選手(中央奥)
草津東は17分、MF上原周主将のフリーキックをDF寺田大翔選手が頭で合わせて先制。GK岡留佑樹選手が随所に好プレーを見せてゴールを守っていたが、37分に失点を許し、同点で前半を終えた。 後半は両者一歩も引かず、一進一退の激しい攻防が続いた。草津東は5人の交代枠を全て使って攻勢を仕掛けたが、後半アディショナルタイムにゴール前の混戦からこぼれ球を相手に押し込まれ、涙をのんだ。
後半、足が止まって…
草津東は攻守に力負けだった。17分に先制したが、37分に追いつかれると、試合終了間際に相手のサイドチェンジに守備陣が揺さぶられ、最後は押し込まれた。エースFW力石は前線で効果的にボールを収められず、自身は無得点に終わった。 前回は近江が準優勝し、滋賀県勢として2大会連続の躍進を誓ったが、初戦敗退。牛場監督は「後半は足が止まり、苦しかった」と振り返った。