「U18日清食品トップリーグ2024」、男子・京都精華学園、女子・京都両洋が初勝利を挙げる【高校バスケ】
その京都精華学園は翌日、ライバル東山(京都)と対戦。近畿新人では勝利した京都精華学園だが、インターハイ京都府予選、近畿ブロック大会では東山に敗れて準優勝に。「(東山に敗れて)京都で一番泣いているのが自分たち。やっぱり、負けられないという気持ちがあります」と前週に新開は語っていた。試合開始から気迫のプレーを見せた京都精華学園は12-3という好スタートを切ったものの、東山は慌てなかった。ディフェンスを引き締めてミスを引き出すとアーリーオフェンスにつなげ、ハーフコート・オフェンスではハイローの合わせから次々と決めて逆転。6点リードで迎えた後半も46-40として勝利した。 この試合では、3Pシュートを4本決めた3年生のNo.8小野寺星夢と、5本決めた1年生のNo.14中村颯斗がそれぞれ22点、21点を挙げてチームを引っ張った。実はこの2人はペアとなってシュート練習をしていたという間柄。中村は「教育実習で米須(玲音)選手(日本大)が来てくれた時にシューティングの練習方法を教えてもらって、小野寺選手と2人でやってきてちょっとずつ入るようになってきました」と好調の秘密を語った。
また女子では京都両洋(京都)が今大会初試合を迎えた。京都精華学園(京都)に敗れて準優勝となり、インターハイには出場できなかった京都両洋だが、大阪薫英女学院(大阪)に対して競りながらもリードを保っていくと76-69で見事勝利した。翌日にはインターハイ準優勝の岐阜女(岐阜)と対戦。こちらも終了間際まで勝敗がわからない展開となったが、3点差で敗れている。 ■順位表[9/16終了時点] <男子> 1位:開志国際/勝点:5/2勝1敗/得失点差:26 2位:東山/勝点:4/2勝0敗/得失点差:24 3位:京都精華学園/勝点:4/1勝2敗/得失点差:-24 4位:藤枝明誠/勝点:4/1勝2敗/得失点差:-25 5位:八王子/勝点:3/1勝1敗/得失点差:3 6位:福岡大附大濠/勝点:2/1勝0敗/得失点差:3 7位:福岡第一/勝点:1/0勝1敗/得失点差:-3 8位:美濃加茂/勝点:1/0勝1敗/得失点差:-4 <女子> 1位:大阪薫英女学院/勝点:5/2勝1敗/得失点差:9 2位:桜花学園/勝点:3/1勝1敗/得失点差:52 3位:京都両洋/勝点:3/1勝1敗/得失点差:4 4位:昭和学院/勝点:3/1勝1敗/得失点差:-6 5位:岐阜女/勝点:2/1勝0敗/得失点差:3 6位:東海大福岡/勝点:2/0勝2敗/得失点差:-62 ※京都精華学園(京都)、慶誠(熊本)の初戦は9月21日