消費者の「不安」とどう向き合う? 風評被害を経験した水俣市の漁師が送る福島へのメッセージ #知り続ける
覚悟を再確認すべし
2023年の福島県の水揚げ量は、東日本大震災と原発事故後、最も多くなった。処理水の海洋放出という不安要素がありながらも、福島の漁業は着実に、そして大きく復興へ向けて歩みを進めている。 2023年8月の処理水の放出直前、東京電力は記者団に対し「安心して漁業を継続できるようにというのが関係者の願いだと認識している。風評を起こさないという強い覚悟、責任を果たしていくことが重要だと考えている」と語ったが、放出からわずか半年あまりで2度のトラブル。30~40年続く廃炉作業と処理水放出のなかで、些細なトラブルが福島の漁業が向き合った努力を水の泡にする恐れがあることを改めて肝に銘じて作業に当たって欲しい。 この記事は福島中央テレビとYahoo!ニュースによる共同連携企画です。 調査は2月5~6日、全国のYahoo! JAPANユーザー3000人を対象に実施しました。年齢・性別・居住地という 3つの属性に基づき、回答者の構成が日本の人口分布に沿うように処理を施しました。
福島中央テレビ