夏休みに子どもの「朝寝坊」を習慣化させない3つのコツ
【その3】夕食やお風呂の時間を決める
夕食やお風呂の時間を決めることは、生活リズムを整えるうえで大変有効です。 なぜなら、夕食やお風呂の流れが決まっていると、それに合わせて歯みがきや寝室に向かう時間も一定になりやすいからです。 「いつも夕食は何時にスタートしていますか?」と聞かれたら、すぐに答えられるでしょうか。 寝る時間から逆算して、夕方の過ごし方を決めてしまいましょう。 <寝る前のルーティンの効果> 特別なテクニックを用いるわけではない、すごく地味にみえる「ルーティン」という方法。 実は科学的に効果が証明されていて、あらゆる育児書に書かれている内容なのです。 【寝る前のルーティンの効果】 ・ 寝つくまでの時間が短縮される ・ 睡眠時間が長くなる ・ 夜中に起きてしまう回数が減る よくある流れは、「夕食→お風呂→歯みがき→絵本→トイレ→消灯」といった感じでしょうか。 夕食とお風呂の順番はどちらが先でも問題ありません。両方やってみて、過ごしやすい方にしてください。 <ルーティンを行うときのポイント> ルーティンの内容が決まったら、毎日とにかく淡々と繰り返すのがポイントです。 幼稚園くらいのお子さまがいるご家庭では、なるべく例外を作らないようにするのがおすすめです。 即効性はあまり期待できませんが、長期的には非常に効果があります。継続するうちにルーティンが子どもに定着してきて、「そういえば寝つきがスムーズになったな」と効果を感じられるでしょう。 まずは、1ヵ月継続することを意識してみてください。 <わが家のルーティンはこちら…> 7歳、5歳、3歳、1歳の子どもがいるわが家のルーティンをご紹介します。 18:00 夕食 18:30 歯みがき 18:45 お風呂 19:10 絵本 19:25 トイレ 19:30 消灯 上記が最近の流れです。入眠をスムーズにするために、寝る前は走り回るようなアクティブな遊びは控えています。絵本を読んだりトランプをしたり、その日にあったことをお話ししたりすることが多いです。夏休みの間もルーティンは変えずに過ごそうと思っています。 ルーティンは毎日同じ流れで過ごすことが大切です。ぜひ、ご家庭ごとのルーティンを考えてみてくださいね。