<チ。-地球の運動について->テレビアニメがNHK総合で10月5日スタート 初回は1、2話連続放送 追加キャストに小西克幸、中村悠一、仁見紗綾
ファンに向けて「壮大な話です。ですが、人が知的好奇心のまま行動をする力というのは本当にすさまじいと思わされる作品です。とにかく、見てください!」と語っている。
仁見さんは作品の印象を「キャラクターたちが対峙(たいじ)する『感動』や『熱』があまりに大きく、じっくりと時間をかけて読み進めました。一人一人の感情が生々しく伝わってきて、どんどん積み重ねられていき、息苦しいほどの胸の重みと共に作品の魅力に引き込まれました」と語っている。演じるヨレンタについては「私が当たり前だと思っていたことが彼女にとってどれだけ特別なことなのか、さまざまなことを想像しました。想像すればするほど彼女が感じている痛みや喜びがより強烈になり、毎回のアフレコは挑むような気持ちで臨ませていただきました」と話している。
ファンに向けて「多くの方に愛されている作品の一部になれることがいまだに信じられません。命がけで生きる彼女の感動が、皆様の心につながりますように。どうぞよろしくお願いいたします」とメッセージを送った。
メインキャラクターのラファウ、ノヴァク、フベルトが登場する本PVがYouTubeで公開された。バンド「サカナクション」によるオープニングテーマ「怪獣」、バンド「ヨルシカ」によるエンディングテーマ「アポリア」が流れる映像で、フベルトの言葉で地動説の可能性とその美しさに魅入られた神童ラファウが「今から地球を動かす」と、その証明に命懸けで挑む様子が壮大に描かれている。
清水健一さんが監督を務め、入江信吾さんがシリーズ構成、筱雅律さんがキャラクターデザイン、牛尾憲輔さんが音楽を担当することも発表された。小泉紀介さんが音響監督を務める。
同作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で2020~22年に連載された。15世紀のヨーロッパを舞台に、異端思想の地動説を命がけで研究する人々の姿が描かれた。神童・ラファウは、周囲の期待に応え、当時最も重要とされていた神学を専攻すると宣言するも、以前から熱心に打ち込んでいる天文への情熱は捨てられずにいた。ある日、ラファウは、宇宙に関する衝撃的な“ある仮説”を研究する謎めいた学者・フベルトと出会う……というストーリー。