「強い線で選手に力を」 明誠学院高生、プラカード揮毫 /岡山
<センバツ2019> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に中国地区から出場する学校のプラカードを、明誠学院高(岡山市北区)の書道部員が揮毫(きごう)した。3月23日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)である開会式の入場行進で掲げられ、各校を先導する。 同書道部は「書の甲子園」として知られる「国際高校生選抜書展」で昨年、団体の部で全国準優勝に輝いた強豪。プラカードの揮毫は、米子東(鳥取)▽呉(広島)▽広陵(同)----の3校分を担当し、すべて1年生が手がけた。 米子東を揮毫した原田美咲さん(15)は「自分の書いた字で選手たちに力を与えられるよう、強い線で書いた」、呉を担当した広田梢子(しょうこ)さん(16)は「昨夏の豪雨災害にも負けずに頑張る選手たちを応援する気持ちを込めた」とそれぞれエールを送った。広陵を揮毫した板崎陸人(りくと)さん(16)は中学時代は野球部に所属していた。「憧れの甲子園に関われてうれしい。はねの部分で粘りを意識した。粘り強い試合をしてほしい」と期待した。【石川勝己】