1万メートルで大島史也が徳本一善の法大記録を24年ぶりに更新 早大・山口智規は27分台マーク
日体大長距離競技会兼NITTAIDAI Challenge Gamesが9日、横浜市の日体大健志台陸上競技場で行われ、男子1万メートルで法大の大島史也(3年)が28分10秒01で走り、2000年に徳本一善(現駿河台大監督)がマークした28分15秒06の法大記録を24年ぶりに更新した。大島は「法大記録は意識していませんでした。27分台を出したかったです」と貪欲に話した。9月には5000メートルで13分35秒33の法大記録をマーク。法大のエースに成長した大島は「箱根駅伝では1区か3区が自分には合っていると思いますが、2区を走る準備もしたい。総合5位以内というチーム目標を達成したい」と意気込みを明かした。来週の17日に行われる埼玉・上尾ハーフマラソンにも練習の一環として出場を予定している。 早大エースの山口智規(3年)は同レースで27分52秒37の好記録をマーク。それでも、あくまで冷静。「まだまだ通過点です。箱根駅伝2区では実際にこれくらいのタイムで10キロを通過しなければいけないので」と落ち着いた様子で話した。 学生3大駅伝の開幕戦の出雲駅伝(10月9日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)と第2戦の全日本大学駅伝(11月3日、名古屋市~三重・伊勢市=8区間106・8キロ)は、いずれも国学院大が優勝、駒大が2位、青学大が3位だった。「3強」を追って、各校が力を蓄えている。
報知新聞社