エクアドル代表MFカイセドがチェルシーでの1年目を振り返る 「金額に見合った活躍をしなければならないと常にプレッシャーを感じていた」
「ホームよりアウェイでプレイすることを望む時期もありました」
エクアドル代表MFモイセス・カイセドがチェルシーでのデビューシーズンを振り返った。ラジオ番組『LA RED』ディレクター、アルフォンソ・ラソ・アヤラ氏が伝えている。 「チェルシーは私に多額のお金を費やしてくれました。なので加入当初は金額に見合った活躍をしなければならないと、常にプレッシャーを感じていました。しかし、2月からプレイ面や精神面をサポートする個人トレーナーを雇うことで、そのプレッシャーは軽減されました。私は集中力がなく、自分自身のパフォーマンスを十分に発揮できませんでしたが、その人を雇った後は、自信を持ち始めました」 「ブライトンでは常にボールを握り、戦術が明確だった。しかしチェルシーでは戦術より、走ることが重要だったので、私にとってそれが非常に難しかった。ブライトンとチェルシーはサッカーが全く異なりましたし、より走力が求められました」 ブライトンから1億1500万ポンドの移籍金でチェルシーに加わり大きな期待を寄せられていたカイセドだったが、1年目は苦悩のシーズンとなっていたようだ。そんなカイセドはチェルシーのサポーターについても言及した。 「シーズンの序盤、我々数人は調子が悪く、サポーターから批判を受けていました。私にとってはそれはとても辛く、ファンが私達を攻撃していたので我々はホームよりアウェイでプレイすることを望む時期もありました」 期待が重荷になっていた部分も少なからずあった様子。ポテンシャルの高さは間違いないだけに、今季は期待したいところだ。
構成/ザ・ワールド編集部