【子育て】地方での子育てと都会での子育て どこが違って何がいい?「のびのび」という言葉の意味も考える
都会で子育てをし、お盆休みで実家に帰省すると「地方での子育てもいいな」「子どもを自分と同じように自然あふれる中で成長して欲しい」と思い、ふと地元に戻って子育てをすることを考える人もいます。 ◆【画像】大卒後地方定住することで奨学金返還支援を行う取り組みを見る(出所:内閣官房資料) 実際に行動に移すには転職などもあり、前に進めないことも多々ありますが地方と都会での子育てには大きな違い、そしてメリットもあります。 今回は実家に帰省するとつい比較してしまう「地方の子育て」と「都会の子育て」について取り上げていきます。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【地方の子育て】帰省で感じる地方の良さ
都会と地方では教育環境、教育事情が異なります。ただ単に「自然があふれている環境で成長するのは素晴らしい」と済ませることはできません。しかし、中学受験する子が多い都市部での子育ては低学年の頃から勉強中心になりがちで、それに対して不安を感じる家庭も少なくありません。 そんな中、夏休み期間中に地方の農村地域や自然豊かな地域の実家に帰省する方も少なくないでしょう。 都市部での生活とはうってかわり、時の流れがゆったりです。子どもと一緒に虫捕り、夜は庭先で花火をし、ふと見上げると都会では見えない満天の星が広がっています。そんな夏の日を過ごすと「地方はいいな」と感じてしまいます。 地方では自然が周囲にあふれています。実家が農村地域でなくても、地方であれば車を走らせれば30分から1時間程度の距離に温泉や山、川のキャンプ場があり週末に手軽に自然体験ができます。都会で同じことをするとなると、移動時間もかかりそれだけで疲れてしまいます。 帰省をきっかけに、自分の子ども時代と我が子の自然体験の差を感じて「このままでいいのか」と思うのと同時に、子どもの教育や進学への影響も踏まえて「都会と地方のどちらで子育てをするのが子どもにとってプラスになるのか」と色々と考える方も少なくないです。