春香クリスティーンが考える 子育てと政治 課題解消への入り口は「議論」と「思いやり」
■「思いやり」が空気をつくる
そして、番組の最後に新内はSDGsの目標年である2030年に向けた提言を春香クリスティーンにたずねた。 春香:『思いやり』。どんな時でも思いやりを持ちたいし、持ってほしい! 新内:思いやりを持ちたい! 持ってほしい! 春香:それは、例えば子育てに対するパートナー同士でも、同じ会社で働いている社員同士でもそうですし、政治の場面でいうと意見の対立っていうのは必ず出てくると思うんですけれども、対立で終わってしまうのではなくて、相手の思いも汲むというか、理解することによって前進できることがあるのかなっていうふうに思います。あらゆる場面で 東島:そうですね。思いやりが空気をつくって、それがまた仕組みをつくるということに繋がるかもしれませんね 春香:はい 新内:ありがとうございました。春香クリスティーンさんでした 春香:ありがとうございました 東島:ありがとうございました 番組の終わりには新内さん、東島アナウンサーも、それぞれ“提言”に言及した。 新内:私は、やっぱり『対話を大事にする』っていうことですかね 東島:おっ、対話 新内:やっぱり聞くことと、自分の意見を言うことってセットで大事なのかなあって思いました。対話によっていろいろ生まれますし、そこに摩擦があったとしても、また対話で解消していくことができるのかなと思ったので、やっぱり対話が大事なのかなと思いました。東島さんはいかがですか 東島:私は『自分事は世代事である』と、これから考えていきたいなと思いました。自分を大切にという自分軸のお話もあったのですが、まず自分と向き合った後に、それが世代の話になるということを意識して、一歩ずつ前を向いていきたいなと思っています 新内:そうですね、自分のこともまだ分からないみたいな方もいらっしゃると思うので、自分のことに真剣に向き合うというのも大事になってくるかもしれないですね 東島:リスナーの方からメッセージいただいています。厚木市のまーこさん。私も『男女平等』より『男女尊重』の方がいいかと思います。もちろん男女以外の性も尊重。なぜなら、人はみんな違うので、と 新内:素敵 東島:いいまとめをいただきましたね 新内:すごいですね、尊重っていう言葉 東島:その先に女性活躍の道もある 新内:そうですね。すごく、いいまとめのメールをいただきました 国際女性デー当日に「女性」について考えた2時間半の特別番組『新内眞衣のSDGs MAGAZINE増刊号』。「皆さん、これから女性はもちろん、全ての人が輝ける未来になるよう、いろんなことを知って、感じて、そしてできることからアクションを起こしていきましょう!」 。そうリスナーに力強く呼び掛けた新内さんの視線は、「女性」から「全ての人」へと広がっていた。