【訂正・阪急杯】参考レース振り返り 好相性の阪神C組ウインマーベルや3連勝で勢いづくアサカラキングに注目
阪神芝1400mが舞台
阪神競馬場の開幕週、芝1400mを舞台に争われる阪急杯はGⅠ高松宮記念に向けても重要な前哨戦。出走を予定している馬たちの主な参考レースを過去10年のデータとともに振り返っていく。 【中山記念2024 データ分析】3枠より内が特定条件クリアで単勝回収率241%! 脚質別成績などデータで徹底分析(SPAIA)
京都金杯【データ:A メンバーレベル:C】
過去10年の成績【2-1-1-9】勝率15.4%、連対率23.1%、複勝率30.8% 2022年ダイアトニックなど最多タイの2勝をマークしており、高い好走率を残している。 レースは、ドルチェモアが後続を引き離して逃げ、前半800m45.3というハイペース。ゴール前はセッション、トゥードジボンのさらに内を突いたコレペティトールが一気に差し切って重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1:33.8だった。 ルプリュフォールは道中最後方から、直線は馬群を割って伸びるも1.0秒差の9着に終わった。1400mは合っているものの、展開に左右される追い込み一辺倒の脚質が、開幕週でどうかだ。
阪神C【データ:B メンバーレベル:B】
過去10年の成績【2-4-1-21】勝率7.1%、連対率21.4%、複勝率25.0% 阪急杯と同舞台で行われるレースで、最多タイの2勝。出走頭数が多いこともあるが、最も多く3着内への好走馬を送り出しているレースだ。 ウイングレイテストが逃げるも、2番手ピクシーナイトが掛かり気味に上がっていき、前半600m通過は33.1というハイペースで流れた。5番手の外からレースを進めたウインマーベルが直線ジリジリと伸び、グレナディアガーズとアグリの追い上げを封じて1:19.3というタイムで勝利した。同馬は2022年スプリンターズSで2着など、実績上位の存在であるのは間違いない。 4着グレイイングリーン(抽選対象)は道中13番手のインを追走。直線は進路を探しながらも馬群を割って伸び、0.2秒差という結果だった。4勝全てが1400mと得意距離で、阪急杯も2022年5着、2023年4着と2年連続で掲示板に載っている舞台。今回も展開一つでチャンスはある。