誰もが羨む「勝ち組生活」を捨てて“地下アイドル”に転身…メガバンクを辞めた“真っ赤な髪”の異色アイドルが明かす、銀行員時代の葛藤
メガバンク勤務という超安定なイメージのキャリアを捨てて、アイドルの世界へと飛び込んだNightOwlの折原伊桜さん。デビュー6年目にXで明かした“異色な経歴”の詳細は、またたく間に拡散された。 【美しすぎる】身長167センチでスタイル抜群! “真っ赤な髪”の異色アイドル・折原伊桜さんの“撮りおろしグラビア”をすべて見る(全30枚超) 厳しい父、心配性な母に囲まれた「堅実な家庭」で育ち、両親が喜ぶかどうかで人生の選択肢を決断してきた折原さんは、なぜ、自身のために生きようと決めたのか。その背景をたどる。(全2回の1回目/ 2回目に続く ) ◆◆◆
経歴の公表はステージの邪魔になると葛藤も
2024年10月19日、自身のXで折原さんは「長文」を投稿した。「これまで前職の話は伏せてきましたが、私は某メガバンクで金融業務に携わるお仕事をしていました」とはじまるポストは、みるみるうちにバズって話題に。アイドルデビュー6年目のタイミングで、なぜ、過去の経歴を明かしたのか。 「(投稿翌月の)11月4日にグループ史上最大規模となる横浜ベイホール(神奈川)でのワンマンライブを控えていたので、私たちに興味を持っていただくきっかけになればと思ったんです。 じつは、ずっと『いつかは経歴を公表しよう』と考えていたんですけど、非日常の空間を届ける立場で前職を明かすのは、ステージの邪魔になってしまうのではないかという葛藤もあって。でも、経験を重ねた今なら胸を張って『むしろ、邪魔にならないしパフォーマンスの深みも増すはず』と確信して、勇気をもって公表しました」(折原伊桜さん、以下同) 前職を明かした翌日、東京で行われた複数のグループが出演する“対バン”イベント「IDO-LIVE!! Circuit」に参加。Xの投稿によって「客席からどう見られるか」の不安もあったが、現場では応援するファンから「何かを捨ててここにいると思っていたけど、すべて繋がった」と、熱い言葉をもらった。
両親の言うことに「従わなければ」と考えてきた
そして、先の投稿では「堅実な家庭環境のもとに育って、昔から“周りが思う正しい道”に進むことが当たり前だと思っていました」とも。折原さんは、幼少期を振り返る。 「家族仲はいいし、両親は大好きなんです。でも、厳しかったですね。父は悪いことをしたらげんこつをお見舞いするような昭和のガンコ親父タイプ、母はいまだに『今日はお仕事なの?』とメッセージを送ってくるほど娘に対して心配性で。 物心ついた頃から、両親の言うことに『従わなければ』と考えてきたし、両親が喜んでくれるであろう選択肢を常に取ってきました」
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