【警鐘】トランプ氏と中国が手を組む最悪なシナリオも…中国国内で削除された習近平側近による“台湾統一戦略”に関する文章を入手!「新型統一戦争」呼ばれるその緻密な計画とは…?【独自解説】
この結果に対して台湾の人々は、「頼氏は台湾を守ってくれると思う」という意見がある一方「台湾と中国は同じルーツを持つからもう分裂してはいけない」という声もあります。中国側は、「『一つの中国』という原則に堅持し『台湾独立』に反対する立場は変わらない。頼氏は台湾海峡の安定を壊すトラブルメーカー」と批判しています。峯村氏によると中国は、「頼氏を“台湾独立分子”と認定。中国側はこれまで以上に圧力を強めるだろう」とのことです。さらに「台湾有事の行方は、今年のアメリカ大統領選が最重要」だと語っています。 Q.台湾の人の独立への意識は? (峯村氏) 「民進党の支持者は台湾独立を望んでいると言われますが、実はほとんどの人は今のままでいい、戦争はしたくない、しかし中国には絶対に取り込まれたくないという思いです。今のままが幸せなので、『頼むから余計なことはしないでくれ』という感じが強いです。頼清徳政権の幹部も『私たちは独立派と言われているが、全く独立する気はない。我々は現状維持がしたい』と強調していました」
日本時間の1月16日、アメリカ・アイオワ州で行われた大統領選に向けた共和党の候補者選の初戦で、トランプ前大統領が勝利しました。トランプ前大統領は、「我々が国を取り戻す」「バイデン大統領はアメリカ史上最悪の大統領だ」とコメントしています。トランプ前大統領は、4つの刑事事件で起訴されていますが、NBCなどが行った調査では、「トランプ前大統領は有罪判決を受けても大統領にふさわしい」と64%の人が答えています。 Q.アメリカ人はトランプ前大統領が好きなんですね? (峯村氏) 「トランプ前大統領は、独特のオーラがあって、演説を聴いている内にファンになってしまうんです。また、起訴されれば起訴されるほど『バイデンの陰謀だ』というトランプ前大統領の主張が裏付けされることになって、起訴されるごとに支持率が上がるという不思議な現象になっています」 2024年11月に行われる大統領選では、バイデン大統領とトランプ前大統領の一騎打ちの可能性が高いのですが、峯村さんによると「民主党と共和党の関係者に会ったが、トランプ前大統領が強い印象」とのことです。 Q.バイデン大統領の年齢というのがあるのでしょうか? (峯村氏) 「すごく大きいと思います。2023年の10月にワシントンに行って民主党政権の幹部と話をしたのですが、『今一番何に関心があるかというと、ボス(バイデン大統領)が如何に転ばない靴を選ぶか』だそうで、彼らは『健司見てくれ、テニスシューズが一番芝生で転びにくいんだ』と嬉しそうに言っていて、冗談かなと思ったのですが、真剣に考えているようで、体調の衰えを気にしているようです」
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