横浜流星さん「蔦重とともに成長していけたら」 25年NHK大河ドラマ「べらぼう」が今月クランクイン
日本放送協会(NHK)は21日、京都市右京区の松竹京都撮影所で、来年の大河ドラマで主役を演じる横浜流星さんの取材会を行った。
25年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は、江戸時代の版元(印刷物の出版・発行元)である蔦屋重三郎の生涯を描く。横浜流星さんは、その蔦屋重三郎役を担う。
6月14日にクランクインしてから、この日で1週間。ロケの合間に、蔦屋重三郎の衣装で取材に応じた横浜流星さんは、「京都という空気がきれいで自然に囲まれた場所で、『蔦重(つたじゅう)』として今、生きています。これから1年半、蔦重とともに成長していけたら」と今後の抱負を述べた。
蔦屋重三郎の人物像については、「何か飛び抜けて明るいですね。度胸もあって、責任感もあるんですが、ダサさもあるので、すごく人間くさい男」と評するとともに、「まっすぐな男なので、皆さんにも愛してもらえたら」と笑顔で語った。 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は、25年1月5日から放送開始の予定。 (取材・文:具志堅浩二)