センバツ出場の宇治山田商は敗退、150キロ右腕擁する近大高専、津田学園、菰野などが8強入り【2024年夏の甲子園・三重】
2024年度の第106回全国高校野球選手権三重大会は22日、3回戦8試合が行われ、ベスト8が出揃った。 【トーナメント表】三重大会 結果一覧 センバツ出場の宇治山田商は、鈴鹿に3対4で敗れた。3点をリードされた7回に1点、8回には2点を入れて同点としたが、その裏に1点を勝ち越され、逃げ切られた。 シード勢では、第1シードの津田学園は、3回に10点を入れる猛攻などで、神村学園伊賀に13対1で5回コールド勝ちした。第2シードの菰野は、7回コールドの7対0で津西を下した。第5シードの明野は3対3の9回に1点を挙げ、4対3で四日市南にサヨナラ勝ち、同じく第5シードの三重は、11対0で津商を下した。5回に2得点、6回に4得点すると9回には5得点し大勝した。 近大高専は、尾鷲を7回コールドの8対1で退けた。150キロ右腕・吉留 勇太投手(3年)は7回を完投し、3安打4四死球5奪三振で、1失点の好投を見せた。昨夏代表のいなべ総合を破った尾鷲の快進撃は、ベスト8目前で止まった。 その他、海星、高田が8強に進んだ。 24日に準々決勝4試合が行われる。