なかなか貯金ができない20代前半の社会人です。友人から「500円玉貯金は以外と貯まるよ」と言われましたが、どのくらい貯まるのでしょうか?
20代前半といえば、収入がまだ少ないうえに、遊びや趣味などの楽しみにもたっぷりお金を使いたい年代ではないでしょうか。一方でなかなか貯金ができないことへの不安もあり、なんとか少額でも貯金ができる方法はないだろうかと考えている人もいるでしょう。 そこで本記事では、500円玉貯金にスポットを当て、特徴やいくらくらい貯められるのか、効率良く500円玉貯金に取り組むポイントをまとめました。 ▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?
500円玉貯金とは? どのくらい貯まる?
500円玉貯金とは、手元のお金から500円玉だけを専用の貯金箱などに貯めて、コツコツと金額を積み上げていくタイプの貯金方法です。誰でも簡単に始められること、少額ずつの貯金であるために家計への影響が少なく、長く続けやすいこと、貯まった実感が得やすいことなどから、ちょっとした金額を効率良く貯める方法として人気があります。 500円玉貯金には次のようなさまざまなやり方があります。 ・1日1枚など頻度を決めて貯金箱に入れる ・お釣りなどで手元に500円玉ができるたびに貯金箱に入れる どのようなやり方をするかで貯められる金額は異なりますが、例えば1日に1枚ずつ必ず500円玉を貯金する方法だと、1ヶ月に約1万5000円ずつ貯まり、1年間の貯金額は18万円になります。驚くほど大きな金額というわけではありませんが、10年で180万円、20年で360万円と考えると決してバカにはできません。
500円玉貯金で効率良くお金を貯めるコツ
モチベーションを保ちながら500円玉貯金で効率良くお金を貯めるには、次のようなポイントを意識してみましょう。 ・貯金の目的や目標額を決める ・ルールを決めて取り組む ・現金払いなどで意識して500円玉を作る ・無理のない範囲でやる 500円玉貯金を始めるときは、貯めたお金の使い道や目標額、期限などを具体的に決めておくのがおすすめです。明確なゴールが見えていることで、モチベーションの維持がしやすくなります。500円玉を入れる頻度などのルールも決めておくと、計画的に目標額を貯めやすくなるでしょう。 また、500円玉貯金は手元に500円玉が頻繁にある状況でなければ、まとまった金額が貯まるのに時間がかかります。現金で買い物をしてお釣りをもらう頻度を増やすなど、500円玉を作ることを意識しましょう。 ただし、500円のお釣りをもらうために余計な買い物をするのは本末転倒です。また、家計に影響が出るほどの金額を一度に貯めることも控えましょう。無理のない範囲で地道に取り組むのが大切です。